2011年09月12日
川俣晶の縁側物欲博物録 total 3571 count

続・HP Pavilion Desktop PC p7-1040jp/CT 東京生産ハイエンドがお得

Written By: 川俣 晶連絡先

「実はこのマシンにいろいろインストールして環境を構築中だが興味深い変化があった」

「それはなんだい?」

「これまで、ニューマシンといえば大量のCDやDVDを差し込んでインストールすることから始まった」

「うん」

「ところが、今回はほとんど使わない」

「えっ?」

「だからさ。ISOイメージとかネットからのインストールとかそういうのが多いってことだよ」

「時代の違いだね」

その結果見えるもの §

「ネットからダウンロードしながらのインストールや、ファイルサーバ上のISOイメージからのセットアップが多い。ダウンロードしてからセットアップというパターンもあるか」

「そうか」

「そのとき、思ったほどニューマシンが速くないという印象を受けた」

「なぜだい?」

「だからさ。この場合はネットとサーバがインストール速度を制限しているわけだよ。いくらCPUが速くてもサーバやネットワークは別に速くならない」

「そうか」

「あとHDDも劇的に早くなるわけじゃない」

「コア数が増えてもHDDは速くならないね」

「それからさ。実はデータに移行がほとんど発生していない」

「どういう意味?」

「クラウド上のスケジュールデータに移行という概念は無い」

「そうか」

「メモもクラウド上」

「なるほど」

「更に、ATOKの辞書データも実は昔からサーバ上にあるんだ。ATOK Syncというソフトがあって、昔から同期してくれる。だから、ATOKもユーザー辞書を移動させたりする必要が無い」

「これが未来に生きてるってことなんだね」

「ATOK Syncはたぶん10年ぐらい前からあるけどな」

「ぎゃふん」

その結果見えないもの §

「見えないものってなんだよ」

「インストール後初回は初期化などで待ち時間が長いソフトもけっこうある。その場合、1回動かしても本当に速いか遅いかは良くわからない」

「そこは使い込むしか無いね」

Web Platform Installer万歳 §

「良かったのはWeb Platform Installer(Web-PI)だね」

「どうして?」

「Visual Studio 2010の環境は既に構築済みとして、Azureの開発環境とWP7の開発環境がこれを使うと両方一緒に一発で入るんだ」

「でも、一緒に入れる意味があるの?」

「うん。だってさ。WP7開発というのはしばしばサーバ側同時に開発することになって、それはしばしばAzureってことになるからだ」